税務セミナー終了(+サービスメニューの追加)

先日(2月25日)、日本経営協会(大阪)さんにて税務セミナーの講師を担当しました。10~17時まで丸一日をかけて、国際税務の税務調査対応について解説しました。休憩の時間や終了後には活発にご質問等いただき、充実した一日となりました。
前半では、国際税務の概要や寄附金課税の理論的な仕組み、後半にセミナーの理論を実践的な形でご活用いただけるように参加者でペアーになっていただき、簡単な模擬調査のトレーニングを行いました。思っていたよりも皆様活発に議論いただき、またお互いに調査対応についての簡単な情報交換等もあったようです。今後、何らかの方で企業の皆様が気軽に情報交換していただけるような交流の場を設けさせていただくことができれば、とアイデアを練っているところです。
また、セミナーを通じて企業の皆様より以下のようなニーズ終があるこ分かりました。以下のようなサービスが経験に基づいた私の得意分野となりますので、お困りの事項があればよろしければご相談いただけると大変嬉しく思います。

【社内セミナー・勉強会】
税務部・経理部・財務部の方々はもちろんのこと、あまり税務になじみのない海外事業部・経営企画室の担当者向けに、寄附金課税や国際税務の仕組みのセミナー又は税務調査に備えた模擬調査によるトレーニングをいたします。外部の専門家で講師を担当することにより、より実践的で効果のある事前準備をすることが可能です。特に奇抜な対応策があるというわけではなく、企業の皆様が税務調査を怖がらずに、【安心して】調査対応や受け答えをしていただくことを目的としています。

【税務相談(顧問契約)】
社内に国際税務に慣れた税務担当者の方がいらっしゃらないケース又は急に国際取引が増加してきて対応できていないケースについて、サポートをさせていただきます。また、すでに顧問税理士さんと契約されているが国際税務に不慣れなケース等では、既存の税理士さんと協力して、企業の皆様をサポートするようにいたします。単にアドバイスするだけにとどまらず、企業の税務担当者の皆様が数年後には【独力で】国際税務の問題を解決していただけるように、税務の考え方・調べ方等のノウハウ等をアドバイスさせていただき、数年後に自立して独力で解決していただける人材を育成することも目的としています。

【相談対応(税理士さん向け等)】
また、最近、税理士さん・弁護士さん等のご紹介により、国際税務の問題(個人の税務問題等を含め)をスポットで相談対応することが増えてきました。国際税務には普段なじみがなくクライアントからの質問対応に困っている場合等には、後方から先生方のバックアップを喜んでさせていただきます。一般的な内容・スポットのご相談であれば、時間単価(タイムチャージ)でのご相談も対応いたしますので、よろしければご相談ください。

よろしくお願いします。

image1


新年ご挨拶

皆様、あけましておめでとうございます。

本年は、セミナー活動・執筆活動・学会活動を中心にまずはアカデミックな分野に注力していきたいと思います。また、国際課税の世界ではBEPSを中心に激動が予想されるところですが、企業の皆様のお役に立てるようにある取り組みを始めようと計画中です。

本年が、皆様にとって良い一年になりますように。

 

八幡谷 幸治


税務セミナーの講師を担当します

来年2月下旬に税務セミナーの講師をさせていただくことになりました。
テーマは、「(国際)税務調査における主要論点の実務対応です」。
丸一日のコースですので、しっかりと準備して、充実したセミナーをさせていただきたいと考えております。 また、元国税調査官としての視点を取り入れ、どのように説明すれば税務調査で効果的な反論ができるのか、ということをテーマにしていますので、国際税務以外の場面でも参考になると思っています。
関西人らしく、笑い(小ネタ)を仕込んでいき、飽きさせないセミナーにしたいと思います(^^)/。

 

 


セミナー参加(海外駐在員、国際税務研究会)

本日は、税務研究会(国際)さんの研修で、藤井先生のセミナーに参加しました。藤井先生は、海外赴任者の税務・社会保険等の第一人者として有名な方です。研修会場には、100人以上の参加者がいらっしゃいました。

この方の人気を分析すると、女性ならではのきめ細やかな確認・分析と、熱心に講義されている姿勢が素晴らしいと思いました。また、税務・社会保険の専門ということで、税理士だと税務だけ・社労士だと社会保険だけになってしまうのですが、三菱UFJリサーチという民間企業(非税理士事務所)ということで、税務と社会保険の両方をスコープに入れており、企業の人事部にとってはすごく実務的に助かるということが人気のある要因ではないかと思います。私も社会保障協定のことは知っていましたが、年金・健康保険・労働保険等による違い、国による年金加入期間の通算の違いなど、非常に参考になりました。
また、以前から少し気になっていた租税条約の短期滞在者免税規定がワークするかどうかという論点で、クリアーになった点があり、その点も非常に良かったです。


また、セミナーの中で「制度は本来こうあるべきだけれども、実務的にはこうしているケースが多いです。おすすめしているわけではありません」という内容が、非常に素晴しいと思いました。別のセミナーで弁護士の関根先生が講演で話されていたのですが、「税法理論」と「税務調査理論」は違うと。つまり税法をどれだけ細かく分析して理論的な回答を導びくプロセスと税務調査でクリアーするためのプロセスは違うと。このあたりをきっちりと整理されたうえで、情報をシェアされているところが、人気の原因とも思いました(「正しく処理した方が後々のことを考えると良いです」という説明が前提です)。

Yawatax(弊事務所)では、「税法理論」を抑えたうえで、「税務調査理論」(つまり税法どおりの実務をしていなくても、調査でクリアーになれば一応OK)という分野を極めていきたいと考えています。それが理論なのかどうかは議論の余地はありますが、究極的にクライアントはそれを税理士に求めていると思っています。そこに要求されるのは、「経験」「他社事例」「柔軟な思考力」「大局観」が大切ではないかと考え、自己研鑽に励みたいと考えています。


研修参加(税務研究会)

昨日は、税務研究会さん主催の研修で、佐藤信祐さんのセミナーに参加しました。午前は、組織再編を活用したタックスプランニング、午後は、事業承継のための組織再編の活用です。佐藤先生は、トーマツご出身で日本でも数少ない組織再編税制の第一人者です。

感想は、少し面識があることがあり贔屓目かもしれませんが、これまで受けた税務セミナーの中で一番良かったと思いました。組織再編税制の検討をほとんどやったことがない方については、やはり再編税制の応用編の話が多いので、理解できない部分も多かったと思いますが、実務でやったことがある人にとっては、悩ましい論点についてさまざまなコツを知ることができ、有用だったと思います。6時間がこれほど短いと感じたセミナーはじめてでした。

法人税の組織再編税制については、主要な論点はほぼつぶれてきた感もがあります。これからは事業承継(株価評価)の点で、まだまだ検討の余地があると思います。そもそも、個人(会社オーナー)にとって非常に悩ましい株価評価(相続税)が、通達ベース(×法令)で決まっていることに問題の所在があると感じています。

個人課税の場合、法人税と違いPLがないので、さまざま割り切りがでてしまうのは仕方ないと思います。しかし、例えば、日本法人株式は類似業種等で工夫の余地があるが、外国法人株式は一律純資産評価など、税務専門家以外の一般の方はなぜ、こんなに外国子会社の評価が高くなるんだ!と納得できないですよね(実務的には比較対象が取れないのでやむを得ないと思いますが)。さまざまな事業承継の優遇税制を作る前に、納得感のある制度を再構築してほしいと考えます。(海外には相続税がない国も多いですが、ある国ではどのように株価評価しているのか気になります。M&Aなんかで使っているDCFや収益還元などの予想が入った数字で認めてしまっているのでしょうか。) 

また、午前のセミナーの中で、包括否認規定の話がありました。ヤフー裁判の地裁判決では、「経済合理性がない」「制度趣旨に反する場合」には、包括否認規定が発動すると判示されています。なかなか興味深いテーマで、税務専門の弁護士・税理士は最近このテーマでもちきりです。当局内は、包括否認規定のことを「伝家の宝刀」と呼んだりします。すなわち、鞘から抜いてしまったら意味がなく、抜くぞ抜くぞ威嚇して、牽制させることに意味があるというのが目的という解釈ですね。 簡単にはコメントできないテーマなので、詳細な検討は、別の機会に記載したいと思いますが、国税出身者の感覚(私見)からすると、行為のほとんど(半分以上)が税金を削減するために行われた行為は包括否認規定の対象になって良いと考えています。税理士さんの多くが考えているのでは、税金目的100%・その他形式だけの理由しかない場合のみ、包括否認の対象となるべきですね。理由は、租税法理論と課税実務は異なからと考えています(租税法律主義【法的安定性】と租税公平主義の均衡)。


ブログポリシーについて

国際税務や税務調査に関するテクニカル(技術的な)な論評については、いろいろな弁護士さん・税理士さんが論評等していますので、私のブログでは、税務の現場における生身の人間にスポットをあてて情報発信していきたいと思います。

名前を売るために税務の現場に関する内情を暴露するということでなく、よりよい税務の現場になるための問題提起として捉えていただければありがたいです。国税組織に育てていただいた税理士ができる国に対する恩返しの一つと思っています。

もし誤った方向で解釈・記載していたり、書きすぎていたり、これは活字にするのはふさわしくないというようなものがあれば、また個別にご教示・ご連絡いただけるとありがたいです


HP開設(続)

とり急ぎ公開しましたサイトについて、何人かの先輩・同期・友人達の方に貴重なコメントをいただきありがとうございました。さっそく反映させていただきたいと思います。

HP制作について外部業者に委託してしまうのも一案で見栄えは綺麗になると思いますが、自分なりに税務に対する自分の思い・理想を作っていく場と考えているので、しばらくは自分で更新していこうと思います。ファーム(税理士法人)に入ってきた新人を一から教育していくようなつもりで、徐々に時間をかけて育てていきたいと思います。DIY的な面白さもあり、結構楽しんでいます。


HP開設

HP開設しました。

ホームページビルダー(WordPress)による自作なのでエラー等があると思いますが、すこしづつ改良していきたいとおもいます。

取り急ぎ、地図等を公開する必要があるため、サイトOpenします